腎臓と膀胱
腎臓と膀胱は、泌尿器と呼ばれる尿の排泄を行う器官の一つです。特に腎臓は、全身の細胞から集められた老廃物が混じった血液をろ過する役割を持った臓器で、腎臓で血液が処理されないと命に関わる場合があるほど、重要な器官なのです。膀胱は、腎臓で集められた老廃物を余分な水分と共に蓄え、尿として体外に放出する準備をする器官です。
尿が作られるメカニズム
尿は、口から飲み込んだ水分が尿道から直接排泄されているわけではありません。食べ物と一緒に腸に運ばれ、大腸内で吸収されます。吸収された水分は動脈を通じて血液として全身に送られ、全身の細胞から排出された老廃物や余剰分の栄養を回収して静脈から腎臓に送られてきます。これらの老廃物や栄養分は、腎臓内にある「ネフロン」というろ過器で濾し取られ余剰な水分と共に回収され、膀胱に送られるのです。
腎臓の果たす役目
腎臓は、全身の老廃物を集めているだけでなく様々な形で身体を支えています。例えば、エリスロポエチンという腎臓で生成されるホルモンは骨髄に赤血球の生産を促しています。副甲状腺ホルモンの作用を受けた腎臓は通常は不活性型になっているビタミンDを活性型に変換し、骨を作るために必要なカルシウムの吸収を促します。
腎臓や膀胱に起こる病気
身体の中の老廃物や不要物を処理するために欠かせない器官である腎臓と膀胱にも、様々な病気が起こることがあります。ここでは、そういった腎臓と膀胱に起こる病気を紹介していきます。






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